現在、大手ハウスメーカーやパワービルダーが使用している土台の中で最も多いのが人工的に薬剤処理された米栂（ベイツガ）と呼ばれる、北米から輸入された材料といわれています。軽軟で加工しやすいというメリットがありますが、水湿 には弱いといわれています。ＦＥＳが使用するベイヒバは優れた耐久性、耐朽性をもった木材であり、シロアリやカビ・ダニを寄付けません。防腐・防蟻処理も全く必要が無いといわれています。土台として最も適した材料です。

住宅の柱材の中で杉に次いで数多く使用されている集成材。
ＦＥＳでは外側が軽くて強く、弾力性・耐久性・抗菌性・耐犠牲のある杉材と内側は強くてたわみにくく、圧縮性・引張性が高い米松材のそれぞれの特性を組み合わせたJAS認定構造用異種集成材（ハイブリッド柱）を使用しています。

FESの床梁はエンジニアウッド（構造用集成材）を使用しています。エンジニアウッドとは木材を様々な方法で加工し乾燥させた後、接着成型した材料で強度が保証されています。JAS（日本農林規格）認定工場で管理製造されているので、品質のバラツキもありません。一般木材では不可能な強度、性能、寸法、形状のものをつくることができる材料なため、大規模な構築物にも数多く使用されている構造材です。

FESの構造材・その他、建物の仕上りに関係する部分にはすべて、乾燥材を使用しています。多くの水分が含まれる木材はしっかりと乾燥させて使用することが、建物の耐久性や美しい仕上がりへと結びつきます。住宅が完成してしまいますと直接見ることが出来ない部分ではありますが、こだわりをもって使用しています。